第41回 幹部研修会が開催されました

全国公立短期大学協会(会長 栁沢幸治;大月短期大学長)は、令和5年1月23日(月)に、ハイフレックス会議により、学長、学科長、事務局長等33名(うち会場参加9名)の参加による研修会を開催しました。

研修会は、「講演」と「意見交換会」の2部構成で実施されました。

<講演>の部では、栁沢会長の挨拶につづいて、大学教育・入試課課長補佐江戸朋子氏からの挨拶と「高等教育を巡る文教政策について」、中教審の審議状況、教育未来創造会議の提言や修学支援制度の拡大等について説明が行われました。

総合教育政策局政策課長川村匡氏からは次期教育振興基本計画における高等教育の今後の在り方」について、その背景や基本計画の概要について説明がありました。

学術研究推進課企画室長高見沢志郎氏からは「科研費の最近の動向」について、公募時期の早期化や研究者の得た国際的な知見の所属機関での活用等について説明がありました。

大学教育・入試課法規係長海老洋太氏からは「大学・短大設置基準改正の概要について」、改正の背景と趣旨を含めて具体的な説明がありました。

生涯学習推進課リカレント教育・民間教育振興室長西明夫氏からは「地域におけるリカレント教育の振興について」、直近の総理の所信表明におけるリスキリングへの言及にも触れつつリカレント教育の推進について説明がありました。

講演では、参加者から熱心な質疑と意見交換が行われました。

<意見交換会>の部では、会員校から提案された協議題について、①生理用品の学生への配布、②非常勤講師への報酬(三重短期大学)、③新型コロナの5類への引き下げ対応、(倉敷市立短期大学)、④「保証人」への徴収、⑤保護者への連絡基準、⑥合理的配慮に基づく支援(大分県立短期大学)、⑦独自の授業料減免制度の現状、⑧実務家教員の業績評価(鹿児島県立短期大学)について、提案大学の進行で活発な協議が行われました。

研修会終了時には大学教育・入試課短期大学係長東尚平氏からの挨拶と、最後に栁沢会長の挨拶で閉会しました。