令和5年度 第73回(春季)通常総会が開催されました
全国公立短期大学協会(会長:柳沢幸治 大月短期大学学長)は、5月22日(月)に第73回(春季)通常総会をハイフレックス方式によりAP虎ノ門会議室において開催。会場へは12大学、Webでは3大学の合計15大学37名(学長、学部長、事務局長等及び顧問)が参加しました。
総会は午前11時に開会し、栁沢会長の挨拶につづき、文科省高等教育局大学教育・入試課古田和之課長から来賓挨拶の後、同課の中村栄作課長補佐から行政説明「公立短期大学をめぐる諸情勢について」が行われました。
総務省からの行政説明では、自治財政局財務調査課宮崎正志課長補佐から「地方財政の課題等について」が行われ、続いて、内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局青木純参事官補佐から「地方創生と大学関係政策」について、それぞれ最新の行政課題についての講演が行われました。
「総会議事」は、新任学長等の紹介が行われた後、(1)役員の選出では、監事に畑中重光氏(岐阜市立女子短期大学学長)、理事に鈴木滋彦氏(静岡県立農林環境専門職大学短期大学部学長)、理事代理に飯干明氏(鹿児島県立短期大学学長)が選任され、(2)功労者表彰では、長年にわたって監事などの要職を務めた坂元昇氏(川崎市立看護短期大学学長)に感謝状が贈られました。また、(3)会員の入会では、公立大学法人旭川市立大学 旭川市立大学短期大学部の入会が承認されたほか(4)令和4年度事業報告・決算報告、(5)令和5年度事業計画・予算概算・会費などが審議・承認されました。
「研究協議1」は、阿部副会長の司会で進められ、「運営費交付金の効率化係数」、「科研費のバイアウト」についてほか6議題について活発な意見交換が行われました。
「研究協議2」の実践事例発表では、①岐阜市立女子短期大学の畑中重光学長、及び②島根県立大学短期大学部の岩田栄作副学長から、それぞれの地域に根差した大学の取組みについて発表が行われた後、熱心に意見交換が行われました。
総会は午後5時に終了し、引き続いて、和やかに意見交換会が開催されました。(了)