第43回 幹部研修会が開催されました

令和7年1月22日(水)に東京虎ノ門(AP虎ノ門会議室)において幹部研修会を開催しました。学長、事務局長等33名(会場10名、zoom23名)が参加しました。

研修会は、栁沢会長の挨拶につづいて<講演>と<意見交換会>の2部構成で実施されました。

<講演>の部では、①大学教育・入試課課長補佐中田幸志氏からは昨今の社会情勢や中教審の答申(案)を踏まえつつ「高等教育を巡る文教政策」について地域大学の振興に向けての「地域大学振興室」の設置ほかの説明、②生涯学習推進課リカレント教育・民間教育振興室長西明夫氏からは「大学等がリカレント教育に取り組む意義と推進に向けた方向性」について産業界の実情を踏まえつつリカレント教育の意義・役割ほかの説明、③学術研究推進課企画室長松本昌三氏からは「科研費の最近の動向」について令和6年度補正予算及び令和7年度予算案の概要と制度改善ほかの説明、④学生支援課課長補佐奥井雅博氏からは「障害のある学生の修学支援」について障害者差別解消法等及び大学における支援の在り方などについての説明、⑤高等教育局企画官高見英樹氏からは「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方」について中教審答申(案)の要点と短大制度改革に関連した内容等の説明がそれぞれ行われました。それぞれの公演では、講師の説明の後に活発な質疑応答がなされました。

<意見交換>の部では、副会長(米沢女子短期大学学長)阿部宏慈氏の司会進行により、会員校から提案された11項目の協議題、①人事評価(教員)について、②障害のある学生の就学支援について、③教員のパソコンについて、④同窓会の活動について、⑤障がい学生支援委員会の構成メンバーについて、⑥高校訪問を行う具体的な時期と範囲について、⑦カリキュラム改編について、⑧編入学支援について、⑨リベラルアーツ教育について、⑩ロイロノート・スクールの活用について、それぞれ提案大学からの趣旨説明とそれに対する各大学の対応状況について意見交換が行われました。      以上